英語落語 小夜姫プロフィール

故 桂 枝雀氏が1983年に英語落語を始められた、「HOEインターナショナル英語スクール」で、故 山本正昭プロデューサーと2002年に出会い、以来国内外で英語落語を披露しております。(小夜姫と英語落語の出あいなど、下のインタビュー記事をご覧ください)

2004/2005年ワッハ上方HOE寄席・2005年アメリカ(ニューヨーク)

2006年ニュージーランド・2007年SFアメリカ(サンフランシスコ)

2008年秋にフリーに転向し、小夜姫が皆様のところにお邪魔して、もっと身近に、コンパクトに、誰よりも「おもろい」英語落語をと、活動場所を広げております。
2002~2017年3月まで某専門学校英語講師、
2009年4月~2018年6月 大阪産経学園カルチャーセンター「英語落語」講座担当 (2018年7月~ソレイユカルチャーへ移転)

2013年10月~ソレイユフラワー&カルチャー 開講
2010年11月~2014年5月京都烏丸「四条京町家」にて、「ちょこっと ゆったり英語落語会」10回開催。
2012年5月~2013年11月「十三発 おもろいねん・笑えるねん 英語落語会」を4回開催。
2016年10月 日本話しことば検定 講師資格取得
2017年9~12月 ライブハウスFUN’Sにて英語落語会開催
2018年5月~2か月に1回 ライブハウスtoraにて英語落語会開催
2020年10月~オンライン英語落語レッスン開始(主催・株式会社エデュケイティング)
2022年9月 国家資格 キャリアコンサルタント 登録
2023年4月~ 結城カルチャーセンター『英語で落語』開講、
谷町アロハ『英語落語教室』開講

日本人女性であり英語講師でフリーの英語落語パフォーマーは小夜姫だけです。

口演実績

川西市国際交流協会・北島町国際交流協会・和歌山国際交流センター・石川県国際交流協会・南紀国際交流協会・稲美町国際交流協会・宝塚市国際交流協会・高槻市都市交流協会・NPO国際交流推進センター・観瀧山 岡本寺・京都西山旅館・京町家さくら旅館・オレンジハウス・京都「楽町楽家」 和歌山県某小学校・京都某私立小学校・加東市国際交流協会・京都大学留学生ラウンジきずな・京都大学大学院工学研究科・関西学院大学 教育学部・AIU高校生外交官プログラム・大阪国際大学・神戸国際ビジネスカレッジ・大阪ビジネスフロンティア高等学校・大阪旭高等学校 2015年6月29日フジテレビ「バイキング」出演 など多数

小夜姫インタビュ―:私が英語落語パフォーマーになったわけ

(聞き手・まとめ: 株式会社エデュケイティング 金井さやか)

3歳で感じた「とても気持ちの良いドキドキ」

私は、人前で何かをすることにすごく喜びを感じる子どもでした。
最初の記憶は、3歳のピアノの発表会のとき。
ステージに上がってお客さんの前でピアノを弾くときに感じた気持ち、とても気持ちの良いドキドキを今でも覚えています。

今思えば、その気持ちがいまの仕事につながっています。

転校続きのいじめられっ子に「スイッチが入った」小学6年のとき

小学校~中学校生活のあいだには、父の仕事の都合で転校・引っ越しが続き、5回転校し、6つの場所で学校に通いました。(新潟市 → 千葉県松戸市 → 大阪府枚方市 → 兵庫県芦屋市 → 大阪市天王寺区 → 京都市)
転校先の生活になじめず、いじめにあうことも多く、落ち込む時もずいぶんありました。

でも、小学校6年生で転校する時、「もうこのままじゃいけない」と思って自分で自分にスイッチを入れたのです。

転校初日、教室に入ってクラスの前で、「とにかく大きな声を出そう」という気持ちで話しました。
「皆さんはじめまして。私は奥村小夜子です。芦屋から転校してきました。私が皆さんに声をかけます。皆さんどうぞ私と友達になってください。よろしくお願いします!」

それまで転校といえばすぐ泣いたりいじめられたりするイメージで、背中に好奇の目をいつも感じて転校していました。

私の自己紹介に、みんなすごくびっくりしていましたが、もういじめられることはありませんでした。

この自己紹介をきっかけに、自分の方から声をかけていかないと友達ができない、ということもわかったし、コミュニケーション能力、今で言う「プレゼン力」がついたと思います。

高校では学校行事の演劇コンクールで3年間手を挙げて主役をやり、大学ではミュージカルサークルに入って舞台に立つことに快感を覚えるようになりました。

おかげで、大学入試や就職の面接では何も怖くありませんでした。

(いじめられっ子の転校生だった状態から、人前で堂々と話せるようになった経験をもとに、プレゼンテーションや話し方の講座も担当しています。)

英語落語との出あい

1995年ごろ、あるカルチャーセンターで「日本文化を英語で紹介する」という講座を担当しました。その講座の中で、今は英語で落語をやっている人がいる、というトピックを取り上げたのです。

英語落語の第一人者、桂枝雀さんの英語落語会を見に行って生徒さんに紹介しました。

枝雀さんは当時大阪の淀屋橋にあった、HOEインターナショナル という英会話学校に通い、校長の山本正昭先生の助けを借りながら、落語を英語で演じることをされていました。

2002年、その山本先生が「英語落語道場」を開講されていると聞き、何のためらいもなく入門しました。

そしていざ、座布団の上に座ってみると……
英語落語は演劇と違って、一人で座布団の上で何役もできる! しかも自分の好きな英語を話すことができる!

日本の笑いの文化である落語を、英語で披露するという快感を感じ、のめり込んでいきました。

残念ながら、枝雀さんは1999年、山本先生は2005年に亡くなりました。お二人は「英語落語」を形にして国内外に広めた先駆者でいらっしゃいます。そのご遺志を継いで、英語落語の普及に努めたいと思いながら、今日もあちこちで「口演」しています。

小夜姫・紹介動画

英語落語 小夜姫・紹介動画 (約40秒)※音楽がなります

(笑いでつながるコミュニケーション、パフォーマンスが海外からのお客様にも人気です)